男子ﾊﾞﾚｰﾎﾞｰﾙ2024,ﾊﾟﾘｵﾘﾝﾋﾟｯｸ代表いつ決まる?日本代表ﾒﾝﾊﾞｰ予想も!

昨年2023年10月7日にバレーボール男子のオリンピック予選大会の第6戦が行われ、日本は対戦相手のスロベニアをストレートで下し、グループ2位以内を確定させて自力で2024年のパリオリンピック出場権を獲得しました。

自力での出場権獲得は、2008年の北京大会以来でした。

2023年6月から行われたネーションズリーグでも、30年ぶりに強豪ブラジルに勝利！さらには世界大会46年ぶりのメダルを獲得するなど、怒涛の躍進を遂げています！

そんな超大注目の男子バレーボールですが、2024年の代表登録選手32名が先日19日に公表されました。

パリオリンピックはこの32名の選手から、12名がオリンピック代表選手として登録されます。

この記事では、以下についてまとめました。

パリオリンピック2024代表選手13名決定！

2024年6月24日本日、補欠含む代表選手13名が発表されました。

恐らく、多くの人がリベロはどっちになるのだろう、と思っていたかと思います。どちらが選ばれてもまったくおかしくないほど、2人のレベルが高過ぎました。

リベロは小川選手でなく、山本選手を選んだ理由をフィリップ・ブラン監督は下記のように語っています。

リベロに関しては、世界一のリベロが2人いる。多くの国が世界一のリベロが欲しい中2人いる。山本はフローターサーブでのパス、戦術改善、小川はディグの技術向上が課題だった。2人とも大きく上達した。今回のVNLでは同じような出場機会を与えた。2人ともリーダーシップを持っていると披露してくれた。2人とも毎日の練習において、いい雰囲気を作る性格を持った選手。ただ、現在世界各国が強いスパイクを打ってくるので、彼を選んだ。

日刊スポーツ

2024年度バレーボール男子日本代表チーム　登録メンバー

フィリップ・ブラン監督は母国で開催されるパリオリンピック2024を見据えて、初選出3人を含む32人を選出しました。

ポジション	氏名	所属	生年月日	身長/体重
オポジット	西田　有志 にしだ　ゆうじ	パナソニックパンサーズ	2000/1/30 24歳	186/87
	宮浦　健人 みやうら　けんと	パリ・バレー（フランス）	1999/02/22 25歳	190/87
	西山　大翔 にしやま　ひろと	パナソニックパンサーズ	2003/03/04 21歳	193/80
	高橋　慶帆 たかはし　けいはん	法政大学2年	2003/10/13 20歳	194/80
アウトサイドヒッター	大塚　達宣 おおつか　たつのり	パナソニックパンサーズ	2000/11/05 23歳	194/87
	高梨　健太 たかなし　けんた	ウルフドッグス名古屋	1997/03/25 27歳	190/85
	富田　将馬 とみた　しょうま	東レアローズ	1997/06/20 26歳	190/75
	髙橋　藍 たかはし　らん	日本体育大学4年 ヴェロ・バレー・モンツァ（イタリア）	2001/09/02 22歳	188/84
	石川　祐希 いしかわ　ゆうき	アリアンツ・ミラノ（イタリア）	1995/12/11 29歳	192/84
	甲斐　優斗 かい　まさと	専修大学2年 パリ・バレー（フランス）	2003/09/25 20歳	200/79
	デ・アルマス アライン	サントリーサンバーズ	2001/03/04 23歳	189/81
	山崎　彰都 やまざき　あきと	ウルフドッグス名古屋	1997/10/16 26歳	190/75
	新井　雄大 あらい　ゆうだい	JTサンダーズ広島	1998/06/27 27歳	188/88
	仲本　賢優 なかもと　けんゆう	パナソニックパンサーズ	1997/11/21 26歳	187/80
ミドルブロッカー	小野寺　太志 おのでら　たいし	サントリーサンバーズ	1996/02/27 28歳	202/98
	山内　晶大 やまうち　あきひろ	パナソニックパンサーズ	1993/11/30 30歳	204/85
	髙橋　健太郎 たかはし　けんたろう	東レアローズ	1995/02/08 29歳	202/93
	村山　豪 むらやま　ごう	ジェイテクトSTINGS	1998/07/30 25歳	191/83
	エバデダン ラリー	パナソニックパンサーズ	2000/08/18 23歳	195/90
	麻野　堅斗 あさの　けんと	早稲田大学1年	2004/12/24 19歳	207/93
	渡邉　晃瑠 わたなべ　こーる	日本製鉄堺ブレイザーズ	2000/04/06 23歳	193/88
	西本　圭吾 にしもと　けいご	東レアローズ	1998/10/27 25歳	189/88
	鬼木　錬 おにき　れん	サントリーサンバーズ	2000/8/28 23歳	204/114
セッター	深津　旭弘 ふかつ　あきひろ	東京グレートベアーズ	1987/07/23 36歳	183/78
	関田　誠大 せきた　まさひろ	ジェイテクトSTINGS	1993/11/20 30歳	175/71
	大宅　真樹 おおや　まさき	サントリーサンバーズ	1995/04/23 28歳	178/77
	前田　一誠 まえだ　いっせい	JTサンダーズ広島	1991/09/22 32歳	181/72
	永露　元稀 えいろ　もとき	ウルフドッグス名古屋	1996/06/08 27歳	192/80
	山本　龍 やまもと　りゅう	ディナモ・ブカレスト（ルーマニア）	2000/09/23 23歳	185/88
リベロ	小川　智大 おがわ　ともひろ	ウルフドッグス名古屋	1996/07/04 28歳	175/65
	高橋　和幸 たかはし　かずゆき	ジェイテクトSTINGS	2000/01/26 24歳	170/61
	山本　智大 やまもと　ともひろ	パナソニックパンサーズ	1994/11/05 30歳	171/69
	藤中　颯志 ふじなか　そうし	サントリーサンバーズ	1999/12/02 25歳	177/68

パリオリンピック2024日本代表選手　いつ決まる？

4月10日から登録メンバーによる国内合宿が始まり、12人の狭き門を懸けた代表選考がスタートします。

2021年東京オリンピックの際は、「2021年6月21日」に東京五輪に出場する男子日本代表内定選手を発表しました。

恐らく、パリオリンピック2024日本代表選手も2024年6月中旬から下旬に発表になるのではないかと思われます。

5月中旬からはネーションズリーグも開催されます。合宿やこの国際大会での活躍次第で、予想外の選手の選出などもあるかもしれませんね。

パリオリンピック2024日本代表選手　予想メンバー

YouTubeやX（旧Twitter）など、誰が選ばれそうかの考察情報をいろいろ調べてみました。

その結果、この12人の選出が濃厚であると思われるメンバーを下記にまとめます。※ただのバレー観戦好きの管理人の個人的希望も入ってます

ポジションの内訳

まず12人のポジション内訳についてです。

2021年の東京オリンピックの際は、下記内訳でした。

当時の監督は中垣内さんで、現在のフィリップ・ブラン監督ではありませんでしたが、当時はコーチとして就任しておりメンバー選出に大いに関わっていたと思われますので、今回もこの内訳になるのではないかと思われます。

それを踏まえ、予想メンバーもこの内訳で選出してみます！

オポジット

西田　有志
宮浦　健人

オポジットの2名は、この2人で決まりと言えるでしょう。

実際、この2人の実力が頭一つ抜きんでています。

どちらがスタメンを獲得するかに注目が集まりそうです。

これまでは西田選手が優勢でしたが、昨年は西田選手の不調もあり、ネーションズリーグとパリオリンピック予選では宮浦選手が存在感を大いにアピールしました。

また宮浦選手は今季、フランスでプレーをしています。海外での経験値はとても大きいです。

爆発力のある西田選手に、安定感抜群の宮浦選手。皆さんはどちらを推しますか？

ミドルブロッカー

小野寺　太志
山内　晶大
髙橋　健太郎

ミドルブロッカーはこの3名がかたそうです。

小野寺選手は攻撃ブロックともにバランスの取れた選手で、身長も2ｍ超えと世界に通用する高さです。

山内選手は2m4cmの高身長と手足の長さを利用した速攻が売りの選手です。

若干、ブロックに物足りなさを感じる部分もありますが、あの高身長から繰り出される早い速攻攻撃は目を見張るものがあると思われます。

高橋健太郎選手は気迫あふれるブロックが素晴らしい選手だと思います。

また彼はチームの士気をあげてくれるムードメーカーの1人でもあります。頼れる兄貴分なところがチームにいい影響を与えていそうです。

また、高橋健太郎選手に関しては昨年のパリオリンピック予選の際に足を引きずる姿も見られ、観客やファンからも今後の出場を心配する声があがっていました。

しかし、2024年3月に行われていたVリーグの試合に出場され、日本代表合宿にも参加されていましたので、回復されたようです！

アウトサイドヒッター

石川　祐希
髙橋　藍
大塚　達宣
甲斐　優斗

石川選手と高橋藍選手は、恐らく10人中10人がオリンピック代表に選ばれると言うと思います。

攻守ともに優れ、チームが苦しい時にボールがあがり、その期待に十分答えられる実力を備えています。

大塚選手も攻守に優れています。また本人もレシーブが得意だと言っています。

上記の石川選手と高橋藍選手が目立っていて、少々陰に隠れがちですがとても優秀な選手だと思います。

昨年のパリオリンピック予選で高橋藍選手と交代で入った際も、十分役目を果たし活躍されていました。

4人目は、甲斐選手をあげましたが、正直、富田選手ととても悩みました。

富田選手は本人も得意と言っているように、レシーブとサーブが優れたバランスのいい選手です。

しかし、フィリップ・ブラン監督は大学シーズン終了後に甲斐選手を宮浦選手のいるフランスリーグへ挑戦させています。

パリオリンピックを見据えての海外挑戦だと思われます。

そのことから、フィリップ・ブラン監督の甲斐選手への期待を見て、甲斐選手が選ばれる可能性を感じました。

セッター

関田　誠大
山本　龍

関田選手は、万人が確定と思っているでしょう。

今の日本は関田選手の手腕によるものが大きいと思います。

攻撃的かつ的確なトス回しは、大げさでなく日本一の選手です。

もう1枠は山本龍選手と予想します。

高身長セッターである永露選手と悩みましたが、セッターとしての手腕は山本選手が優勢かな、という印象です。

昨年のネーションズリーグやパリオリンピック予選でも関田選手の代役として試合に出ているシーンも多かったので、セッターの残り1枠は山本龍選手が選ばれるのではないでしょうか。

リベロ

山本　智大

小川選手と悩みましたが、現在のチーム構成と個人的な好みで山本智大選手を選出させて頂きました。

正直、山本智大選手と小川選手の実力は拮抗していると思いますが、山本選手はディグ（アタックレシーブ）が、小川選手はレセプション（サーブレシーブ）が秀でています。

現在の日本は、石川、高橋藍とレセプション力に優れた選手でスタメンが構成されていますので、攻撃チャンスを増やすという意味でも山本選手の方がチームにあったリベロであるとされています。

補欠選手

小川　智大（リベロ）

今大会より、12名の代表選手のほかに怪我などに備え、補欠選手1名が選出されることになりました。

恐らくリベロが追加で選出されると思われます。怪我の多いポジションであると同時に12名の構成で唯一予備選手なしのポジションでしたので、リベロを補欠として入れるのではと考えます。

まとめ

いかがだったでしょうか。

皆さんは誰が選出されると思いますか？

今の日本は歴代最強レベルではないかと私は思っています。

是非、日本男子バレーがオリンピックでメダルを獲得する姿を見たいですね！