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[2024]台風10号&11号のたまご,米軍/気象庁各国の最新シュミレーション,東京/関東への影響は?

台風
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日本は台風の被害が多い国です。昨年2023年は17個と平均より大幅に少なかったですが、例年は20個を超える台風が発生しています。

台風の発生することで交通機関が乱れ、レジャーや通勤通学に多大な影響を与えます。

しかしながら、「台風のたまご」の発生を早くに把握することで、台風に対する備えをすることができます。

この記事では、最新の台風のたまごの発生や日本への影響について、ご紹介したいと思います。

【台風のたまごとは?】
台風のたまごとは、台風に成長する前の熱帯低気圧の俗称のことであり、気象用語ではありません。
北半球東経100度〜東経180度で生まれる熱帯低気圧のことをさします。
台風のたまごは必ずしも台風に成長するとは限らず、状況によっては台風になりきる前に消滅する場合もあります。

\台風への備えに!/

【2024】台風11号(ヤギ)のたまご 現在の状況

米軍と日本気象庁では、更新タイミングなどによりシュミレーション予報の情報にばらつきがあります。

JTWC(米軍台風警報センター)

3日(火)15時時点で、フィリピン・マニラの北北西で台風11号が発生しています。

進路は西に取っています。中心気圧は998hpaです。

現在の進路予想では、日本への接近や上陸はないと見られます。

【気象図の見方】
LOW(黄色い円):24時間以内に台風になる可能性は
MIDIUM(オレンジ色の円):台風になる可能性は高いが、24時間以上かかる
HIGH(赤色の円):24時間以内に台風になる可能性が高い
矢印:台風または熱帯低気圧

矢印下の記載内容については、数字が台風の号、””が台風の名前です。
数字前のローマ字の意味は以下。
TD:温帯性低気圧・熱帯低気圧(最大風速11m/s以上)
TS:台風(最大風速17m/s以上)
TY:強い台風(最大風速32m/s以上)
STY:スーパー台風(最大風速67m/s以上)
RMNTS:台風の名残、痕跡

【台風進路予想図について】
「〇〇/▲▲Z ××KTS」
〇〇→日にち
▲▲→時間(アメリカ時間なので、日本時間に直すには9時間足す)
××→中心付近の最大風速

気象庁/日本気象協会

台風11号は、3日(火)15時現在、南シナ海にあって、西北西へ毎時20kmで進んでいます。

中心気圧は990hPa、中心付近の最大風速は25m/sです。

この台風は、南シナ海を西よりに進み、8日(日)15時にはベトナムに達する見込みです。

中心気圧990hpa中心付近の最大風速25m/s
方向・速さ西北西に20km/h最大瞬間風速35m/s

【2024】台風10号(サンサン)のたまご 現在の状況

JTWC(米軍台風警報センター)

1日(日)15時現在、台風10号(サンサン)熱帯低気圧に変わりました。

この熱帯低気圧は、横須賀の西南西約300kmの位置にあり、約11km/hの速度で北上しています。

台風ではなくなったものの、この熱帯低気圧の影響で、進路にある地域は大雨が降りやすくなっています。

【気象図の見方】
LOW(黄色い円):24時間以内に台風になる可能性は
MIDIUM(オレンジ色の円):台風になる可能性は高いが、24時間以上かかる
HIGH(赤色の円):24時間以内に台風になる可能性が高い
矢印:台風または熱帯低気圧

矢印下の記載内容については、数字が台風の号、””が台風の名前です。
数字前のローマ字の意味は以下。
TD:温帯性低気圧・熱帯低気圧(最大風速11m/s以上)
TS:台風(最大風速17m/s以上)
TY:強い台風(最大風速32m/s以上)
STY:スーパー台風(最大風速67m/s以上)
RMNTS:台風の名残、痕跡

【台風進路予想図について】
「〇〇/▲▲Z ××KTS」
〇〇→日にち
▲▲→時間(アメリカ時間なので、日本時間に直すには9時間足す)
××→中心付近の最大風速

気象庁/日本気象協会

台風10号は、1日(日)正午に東海道沖で熱帯低気圧に変わりました。

熱帯低気圧に変わりましたが、熱帯由来の暖かく湿った空気を運びこんでいることには変わりなく、東日本を中心に大気の状態が非常に不安定です。

関東から近畿では所々で雨雲や雷雲が発達し、東京都内でも発雷が多数発生していますので、警戒が必要です。

下記地域で警報が出ています。

警報
大雨埼玉県|東京都|神奈川県|静岡県|三重県

交通機関のリアルタイム運行状況

各交通機関の運行状況は以下より、ご確認ください。

【参考】過去の台風の発生数と接近数

昨年2023年の台風の発生数は17と例年に比べ、とても少ない数でした。しかしながら、例年20を超える台風が発生し、その半数が日本へ接近し影響をもたらしています。

下記表からもわかるとおり、8~9月にかけて多く発生しています。

【台風発生数】

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年間
202317
2022225
202111122

【台風接近数】
※接近は2か月にまたがる場合があり、各月の接近数の合計と年間の接近数とは必ずしも一致しません。

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年間
2023213319
2022133611
20212231212

まとめ

以上、「台風10号と11号のたまご」の現在の状況について、各国のデータを用いてご紹介しました。

引き続き「台風10号と11号のたまご」の状況を随時更新していきます。

\台風への備えを!/

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